2015/01/24

内田光子さんのピアノ  &  ブログ雑記

15toumei222.gif 
蝋梅の花

15 123roubai

 ~ フォト 「花 壁紙写真集」様 より ~


蝋梅・・・・・・・・・・、
繊細な、まるで薄い蝋細工のような、不思議な花ですね。



~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~




このところ実生活の方にすっぽり浸かっている感じです。


こんな中、手を取られることなしに、流しっぱなしに出来る音楽は、
やはり良いもので、荒れそうになりがちな神経が助けられます。



最近、我がCDボックスに仲間入りしてくれた内田光子という人のピアノ、
なかなか気持ちが良く、気に入りました。
何というか・・・・・・・・”真摯” 感があります。
”真摯” この感じは現代社会で、なかなかお目にかかれないような。



このCDから聞こえてくる音は
シャープですが、落ち着いていて、
一音一音が煌めく水滴のように感じることも有ります。


内田光子 プレミアム ベスト内田光子 プレミアム ベスト
(2011/04/20)
内田光子

商品詳細を見る



曲はCD1に、モーツァルト・ピアノ協奏曲第23番他、
CD2に、ベートーベン・ピアノソナタ第28番、
シューベルト即興曲D899 、ドビッシー12の練習曲から、
が、2枚組の中に
カップリングされています。

どれも美しいですが、
モーツァルトでは時折に、何とも言えないような仄暗さも醸し出されていて、
心に沁み、つい耳を澄ませて聞き入ってしまいます。




音楽にはいろいろな種類がありますが、
私的に好きなのはもっぱらクラシックかヒーリング系ミュージックです。
(好き嫌いは人それぞれとは言え)善き音楽はスペースのエナジーを自ずと変えてくれます。

騒音などの環境問題で定常的に悩まされている私には、
心地良いヒーリングミュージックや、演奏の質の良いクラシック音楽は
心のまさに助けとなってくれる、大切な暮らしアイテムと言えます。


我が家では、いつも(就寝中以外は)、常にと言って良いほど、
クラシック音楽かヒーリングミュージュックのどちらかが、BGM的に流れています。

無いと心が酸欠になりそうで・・・・・・・・・・・・・。
とは言え、静かな田舎に行ったなら、静かさの方を味わい深呼吸したいものですが。




内田光子さんのCDは、モーツァルト全集も出ているようなので
折りを見て(全集となると引けますが、)その中のどれかを1,2枚程度は、いずれ再チョイスすることになりそうです。



音楽という音によるビタミン・・・・・・・・・(求める質や種類はその時々で変化はしますが、)
その時々の心にフィットする善きものに出会えると、ささやかに嬉しいですね。




~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~




ところで、実生活にすっぽりの内訳には
PC関連の作業や見直しも有ります。


判らないながら手さぐりで始めたこのブログも、いつの間にか5年の歳月が過ぎ、
記事数は少ないながら年数だけは古株のほうになりました。

そろそろ見直しをしても良いかなと思い、
他ブログシステムへのお引っ越しも視野に入れて、いろいろと検討しましたが、
結局、現段階ではもうしばらくは、このままとなりそうです。


少し変更したのは
無料版を使わせていただいていたのを有料版に変更、さらに独自ドメインを取得したことです。

お気づきになりますかしら?
http://の後ろが変わっています。^^


※ お気に入りに追加や、リンクをして下さっている皆さまには、
自動でリダイレクトされる仕組みとなっていますので、リンクアドレスの変更は現段階では必要ないそうですから、どうぞご安心を。




このブログのシステムをお借りしているFC2様は、昨年秋に不穏な動きがマスコミに報道されもして、
今後の動向が気になるところですが、
何事も無く、無事にサービス継続であるならば、(そうあることを願いつつ)
もうしばらくお世話になります。




年数が経つばかりで、たいした記事は書けていませんが、
ご訪問くださっている皆様、
& システム提供のFC2様

ありがとうございます。


今後も、Myつれづれお便りを、宜しくお願いします。












音楽やバレー、オペラ ~クラシック&ヒーリング~
2014/06/20

ラフマニノフ : ピアノ協奏曲第2番&第3番  他

 
 
  
しっとりした情緒がありますね。
見ているだけで、気持ちがしっとり癒される気がします。

花菖蒲
熱田神宮にて
140610ayame.jpg



~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~*



このところ(週1程度ですが)体力仕事をする回数が増えています。
家の中の古いものの手入れや掃除が主ですが、
体がそれほど頑健とは言いがたい私にとっては、結構な体力労働となり、
そういう日の夜ともなると、息が出来ないほど・・・・疲れていたりします。
 (orz 体力低下が・・・・・  (ToT)  昨今著しいような・・・・・。)


と、こういう作業時に、励ましの労働歌のごとくに
このところ決まって登場してくれているのが、(というか自分で選び、かけているのですが)
ラフマニエフ:ピアノ協奏曲第2番&第3番なのでした。


リピート設定でかけっぱなしにしていると、
作業の合間合間にふと耳に飛び込むラフマニノフの音楽が、
心に一服の清涼剤となり、労働作業の励ましになってくれました。


とは言え、ラフマニノフは軽い系ではなく重い系なのですけどね。
なぜか、妙に気持ちにフィットするのが不思議でした。




ラフマニノフ・ピアノ協奏曲第2番は
フィギアスケートで、浅田真央さんがフリーの演技に採用していましたので、
全曲ではないものの断片を耳にした方は多いことでしょう。
たぶん先の冬季オリンピックを通して世界中で・・・・・。^^


第3番の方は
96年公開の映画「シャイン」で非常に強いインパクトで、映画内を彩っていましたので、
この映画でこの音楽を知った方も多いのではないでしょうか?
かくいう私も実はそうなのですが、
知ってしまうと好きになりハマったのでした。(笑)



演奏は
第2番第3番共、リヒテル版、アシュケナージ版と複数持って、
気持ちの要望次第で、適当に聞き比べたりもしているのですが、
このところの体力仕事のバックミュージックとしてフィットしたのは
これでした。
 

 
ラフマニノフ:自作自演~ピアノ協奏曲第2番&第3番ラフマニノフ:自作自演~ピアノ協奏曲第2番&第3番
(2007/11/07)
ラフマニノフ(セルゲイ)

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作曲家自身の演奏です。
淡々と、まるで自分が作った楽譜の検証でもしているがごとくの
冷静な姿勢で、味気ないほど素っ気なく、かつ謙虚に演奏されています。
オーケストラの方に少し力みや粗さも感じられない訳ではありませんが、
ピアノが主役の曲でもあり、さほど気になるものではありません。



ラフ自身の演奏の淡々・・・・・ぶりには
このCDを始めて聞いたころは、何と味気ないのだろうと驚いたぐらいです。
が、何度も聞くうちに、この味気なさがかえって味わいとなり、惹かれるようになりました。


曲そのものが憂愁を帯びています。
ラフマニノフ自身にとっては、すでに完成した楽譜にそれ以上の感情を込める必要はないのかもしれません。
曲に託した自らの人生を振り返りながら、検証もかねて冷静に演奏したのかも・・・・・などと思いも馳せられるようになり、

そのうち、ラフ、ピアノ協奏曲を聴きたいときに一番よく手にするのがこのCDになっていたのでした。
(2番も3番も一枚で続けて聞けますしね。便利便利・・・・ということも有りで。笑)




で、今週、新たに第3番のCDが加わりました。
それというのは
上のCDを聞き続けたその日の夕方(その日の作業はベランダと室内の鉢植えの植え替えでしたが、)
キッチンの仕事をしていると、
FMでアシュケナージ指揮のN響による第3番が放送され・・・・・・・、あれ?
絶妙なタイミングね~などと思いながら聴き、

まさにラフ漬けの一日でしたが、

さらには手元にない他の演奏家によるものも聴きたくなってしまい、
クチコミや聴き比べブログ様なども参考にさせていただいて、
チョイスしてみたのが
こちら



ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番/ヴォカリーズほかラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番/ヴォカリーズほか
(2012/12/05)
キーシン(エフゲニー)

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到着して早速聴いてみてビックリしました。
演奏家や指揮者の解釈によって、まるで違ったものになるという、良い例がここにありました。


ソフトで美しいです・・・・・・・ピアノ音がまるで光る水滴のよう・・・・・・・・。
オケはしなやかに流れる川のよう・・・・・・ボストン交響楽団、指揮は小澤征爾氏、93年ライブ録音です。


この演奏がラフマニノフ曲の正しい演奏と言えるのかどうかは判りかねますが、
キーシン氏ピアノのエレガントでさえある柔らかさは、
ラフ演奏の中では異彩を放っていると言えるのではないだろうか。


まだ聴き始めたばかりですが、どうやら好きになれそうで、愛聴版の一枚となりそうです。




下記のブログ様は
このピアノ協奏曲第3番の
聴き比べを上手に説明されています。
キーシン版では同感で、私も購入に当たり参考にさせていただきましたので、
ご紹介させていただきますね。
http://madeleine.homelinux.net/~horita/blog/archives/569




音楽は良いなと思います。
手元にあるCDはクラシックかヒーリング系かのどちらかで、
主にヒーリング系がかかっていることが多いのですが、
元々はクラシック好きで、
クラシックは(曲によってですが)ヒーリングや瞑想向け扱いとしても、良いものです。



甘美な面も有り、また憂愁を帯びたラフマニノフは日本人好みだそうですが、はてさて?
 取りあえず私は好きですが・・・・・・・・・・。




ついでながら、下はキーシン氏が
95年にボストン交響楽団と共演した際の録画です。
チャイコフスキー: ピアノ協奏曲第1番ですが、
キーシン氏のピアノや、
まだお若くバリバリでお元気だった頃の小澤氏のダイナミックなタクトぶりが味わえます。

(上記のラフマニノフ第3番で感じられる、曲と一体化しているような演奏そのものの完成度の高さという点は、
こちらは若干今一かな~?ですが、CDで聴くのでは味わえない臨場感が伝わりますし、
何度か聴いてみますと、これはこれで魅力的な演奏に思えます。

 キーシンさん、まるで女性のような綺麗な手の方なのですね。
ユーチューブにアップして下さっている方に感謝です。
会場でもここまでズームアップでは見られませんものね。)


※ 映像がなぜか途中から始まってしまうことがありますので、
その場合、ご自分でスタート位置に戻して視聴なさってね。

https://www.youtube.com/watch?v=OnWDTqJCXhw&index=1&list=RDOnWDTqJCXhw


















音楽やバレー、オペラ ~クラシック&ヒーリング~
2014/04/13

ヤンタラ・ジローさんの音楽  ライトランゲージ(光の言語-宇宙語)メディテーション

 

  
これも一種のシンクロと言えるかもしれません。

トム・ケニオンさんによる
サウンドメディテーションの音楽CDを聴きながら、PC作業をしていましたところ、

知り合いの方から、スカイプ通話のお誘いがあり、
お話しの目的はアルファ・マスタースクール関係のことだったのですが、
お話しする内に話しの方向が変わり、

ヤンタラ・ジローさんという方のサウンドメディテーションを
紹介されましたので、
ユーチューブで、コマーショル用ビデオですが、
聴いてみました。


クリスタルボウルの音が神秘的です。





高音域も出せる男性とのことですから、

声楽でジャンル分けするとしたら、
女性パーツを歌うカウンターテナー(テノール)や、
より高音域も担当できるソプラニスタに入るのかしら?
(クラシックでは、宮崎ジブリ・もののけ姫で一世を風靡(ふうび)した米良美一さんや
最近では岡本知高さん他、海外ではやスラヴァさんなど多数いらっしゃいますね。)


少し違うのは、チェネリングをとおして降ろされる宇宙語?での歌が入るのだそうで・・・・・。
否かどうかは別として、
ちょっと面白いかも・・・・・・もち好き嫌いはあるでしょうが。





音楽そのものは
何となく、アジアンぽい雰囲気もありますね。
シンガポール在住の台湾の方だそうで・・・・・・なるほど。^^
(声でお判りでしょうが、お若い方です。)



サウンドメディテーションに
宇宙語?を加えた新しいジャンルということで、
ライトランゲージ(光の言語)・メディテーションと呼ばれるそうです。




現在来日WSが行われているそうですが、
先ずは試験的に聴いてみようと、


上記ビデオは、2枚セットのCDでお値段も少しお高いので、
お試し一品ということで、
下記CDをチョイスしてみました。


「Crystal Rainbows」
140412.jpg


まだ注文したばかりで手許に来ていませんが、
はてどんな感じかしら?楽しみです。


ユーチューブで視聴の範囲では、
爽やかな風のような軽やかさを感じますので、良いかも・・・・・です。





~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~*





ところで・・・・・、

宇宙語? が流行っている?ようですね。(笑)

それについてはまだ未検証ですので、コメントは控えますが、




新しいモノの見方、捉え方、
新しい表現の仕方が、どんどん生まれていますね。

次々変化する大波小波に、
ゆられゆられ、

足元が見えなくなりそうですが、

自分の今を、見失わないように・・・・しましょ。






















音楽やバレー、オペラ ~クラシック&ヒーリング~
2013/11/29

シューベルト歌曲 「アベ・マリア」

 
 
 

怒涛のごとく月日が過ぎ去りますね。

マヤ暦の最終日2012年12月21日を
今現在私たちが住む太陽系宇宙の大晦日とするなら、
2012年12月22日は元旦です。

その元旦から、あっという間にすでに11ケ月が過ぎ
もう年の瀬と迎えようとしています。


マヤ暦が何やらと、
ややこしいことを言わないとしても、実際もう12月。
何かと忙しく左脳がフル回転する時期です。


一年の最終月で、慌しいこの時期に、
ほんの少し息を抜いて、音楽浴はいかが?




シューベルト「アベ・マリア」 (歌曲集:湖上の美人より)





歌詞:日本語訳
(この歌は、イギリスの詩人:ウエルター・スコット作・叙事詩「湖上の麗人」の中の一部で、
エレンという名の少女が湖畔の聖母像に、救いを求めて祈りを捧げる歌とされています。)



アヴェマリア 慈悲深き乙女よ
おお 聞き給え 乙女の祈り
荒んだ者にも汝は耳を傾け
絶望の底からも救い給う

汝の慈悲の下で安らかに眠らん
世間から見捨てられ罵られようとも
おお 聞き給え 乙女の祈り
おお 母よ聞き給え 懇願する子らを





(日本語訳は、下記サイト様より
転載させていただきました。)
http://www.worldfolksong.com/classical/schubert/ave-maria.html







~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~






この時期はアベ・マリアが聴きたくなる(恋しくなる?)季節なのかしら?
このCDをチョイスしてみました。

アヴェ・マリア33アヴェ・マリア33
(2009/03/25)
オムニバス(クラシック)、ヴォーチェス・カンタービレス 他

商品詳細を見る



ただ今、到着待ちです。
楽しみです。
次の日曜日は、アベ・マリア・デイとなりそうです。^^




(注:私はカトリック教徒ではありません。
このCDの購入に信仰的意味合いは無く、
心が潤い癒される歌曲またはクラシック音楽の一部と捉えていますので、どうぞお間違いなきように。)






~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~






さて急激に寒くなりましたね。
皆さま暖かくなさって、どうぞ良き週末を・・・・・・・。




















音楽やバレー、オペラ ~クラシック&ヒーリング~
2013/05/27

パリ・オペラ座バレエ 「天井桟敷の人々」  余韻も心地よく

 



今日は朝早くからこの記事を書いています。
雨雲が出ていて、お天気模様が怪しいです。




さて先日の満月の夜(25日)は
久々にクラシックバレエの観賞をしてきました。



parioperaza1-1.jpg



このチケットは
昨年秋の私の誕生日の
自分への節目ギフトとして、
一般発売に先がけた先行予約という方法でゲットしたものです。


自分へのギフトというのは、
長いか短いかは別として、
振り返れば決して平坦とは言えなかったわが人生・・・・・されど、
よくここまで
ふみ超え、あるいは守られて?
生き抜いてきた、あるいは生き抜いて来られた?
その辺、細かくは不問として
何はともあれ、無事に(昨年秋のこと)再び誕生日を迎え、
今ここという瞬間に居るということに対しての、
自分への、よく頑張ったねというご褒美の意味なのでした。(笑)


そういう気持ちで気合を入れて選んだのが、
この何年か、チケットが取りにくいこともあって足が遠のいてしまった、けれど
もともとは大好きだったクラシックバレエからのチョイスだった訳です。
「天井桟敷の人々」という新作バレエということにも興味が湧きましたし。


チケットを購入したのが昨年の秋の始め、
3つの季節(秋、冬、春)を超えて初夏となり、やっとギフトの開封となりました。
開封=開演ですね。




このバレエは
フランスの古典的名作映画「天井桟敷の人々」をバレエにしたもので、
日本初演となっています。

映画のバレエ化とはどんな風になるのか、興味津々、期待ワクワクで、

場所柄、最大級のオシャレをして、最大限気取って・・・・・・・・ウフ、
でもあいにく胃の調子が思わしくないため、腹部は締め付けないよう、ウエスト厳重注意の上、
胃薬持参で(苦笑)出かけたのでした。
 (胃の方はなんとか大丈夫でした。)



↓カタログ表紙
 (劇中にパントマイムがバレエで演じられ盛り込まれます。)
 
parioperaza1-2.jpg



とてもユニークなバレエ演目と思いました。
バレエというより、バレエで表現する群像劇という感じです。


パリ・オペラ座の鍛え抜かれた美しきダンサーたちが演じるのは、
その昔犯罪通りと呼ばれたタンプル大通りに集まる、
さまざまな階層の人間像・・・・・太っちょなおばさんだったり、
泥棒や人殺しや酔っ払い、警察官やら、貴族や芝居小屋の役者たち・・・・・
なのです。

そして主役は芝居小屋のパントマイム役者と切なき恋人です。




創意工夫に満ちた場面セット(次々変ってゆく・・・・)、
日本歌舞伎での黒衣的人々の登場や
音楽はもとよりですが、時折盛り込まれる効果音、
光を使った影絵的表現など
複雑な表現要素を駆使して、

映画「天井桟敷の人々」がバレエ舞台上で忠実に描き出されていました。




主演の配役は
複数の男性を虜にする美貌の女性・ガランス役をイザベル・シアラヴォラさんが、
ガランスに純粋な愛を捧げるパントマイム役者バチスト役をマチュー・ガニオさんが演じていました。

日本初演であり、
他のキャスティングを観たことがないわけですので、比べようがありませんが、


良かったです。
 素晴らしかったです。^^


イザベルさんのガランス、
マチューさんのパントマイム共に、時にうっとりするような美しさを見せてくれました。




場面展開がとても早く、
バレエという舞踏をしんしん魅入るというのとは少し違いますが、
創意の面白さに
空いた口が塞がらない思いで(大納得、感心状態で)魅入る場面も幾度もありました。




映画のラストシーンをバレエでは、
(映画ラスト → 群衆に中に消えるように去ってゆくガランスを追いかけながら空しく呼ぶバチスト。
ジャン・ルイ・バローの名演技が語り継がれる場面。)

ガランスが
舞台からオーケストラ席に降り、さらに観客席通路に移動し、そして照明の闇に消え、
舞台上に取り残されたバチストとの永遠の距離=別れを表現したあたりは、
なにやら歌舞伎の舞台テクニックを思い起こさせました。(笑)





下地になっている映画は下記で、
この後、東京公演があるそうですので、
 (名古屋公演が先とは珍しいスケジュール構成ですね。)

もしこのバレエをご覧になるなら、先に映画をご覧になることをお勧めしますよ。
劇のあらすじを事前に理解していないと、頭が少し忙しいかも・・・・・・なので。


天井桟敷の人々 [DVD]天井桟敷の人々 [DVD]
(2006/11/21)
アルレッティ、ジャン=ルイ・バロー 他

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バレエは総合芸術ですね。
非常に多様な表現の可能性がありますね。

幾多の名作バレエが既存し、
その中で新作を生み出すのはなかなかのチャレンジのことでしょう。

パリ・オペラ座、自国の古典映画をベースに、古典と現代の中間的なところでの新作を
自国ならではのセンスで、見事に創り上げたようです。



(「天井桟敷の人々」は、けっして高尚な人々をさすのではありません。
おとぎ話でもありませんし、また特別なドラマでもありません。
少しだけ古い時代とはいえ、そうかけ離れた訳ではない時代を背景にした、
生きることに精一杯の庶民の日常的な生活模様と言えるでしょう。
そういうところが、この映画&バレエ劇の、人間味のある面白いところであり、また切なくもあり、楽しくも悲しくもあり、美しくもある所以に繋がっているのかも・・・・・と思いました。
私的には、バレエで観る方が心にフィットしやすかったです。映画より。
この辺は単に好みでしょうね。
映画は30年ぐらい前にテレビで一度見たきりでして・・・・。(^_-)

 映画は著作権切れでワンコイン価格となっていますので、
この際、買って見ようかな。と興味が広がりました。^^)






帰りには
大きな満月がお見送りしてくれていて、

3つの季節の間、忘れるほどお預けとなっていましたが、
ようやっと開けてみれば
大満足の、
余韻も心地良く尾を引いて残る
我が誕生日ギフトでした。 昨年のね。(笑)





東京公演のチケットをお持ちの方、楽しみですね。
お楽しみあ~れ。























音楽やバレー、オペラ ~クラシック&ヒーリング~
2010/07/19

休日に、何となくシベリウス & 北欧神話「ルオンノタール」




こんにちわ
ようやく梅雨が明けましたね~。
さっそく、入道さん達がもくもく空に立ち昇っていますね。

梅雨が明けるまでは連日のように、雷やすごい土砂振り続きで、
各地で甚大な被害が出ているようですが、
皆様のお住まいの地域は大丈夫でしたか?




~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~



ところで、
ご存知のように私は
スピリチュアル系のお仕事を、マイペースながら、させていただいています。

でも、私の体質でしょうか?
そればっかりしていると、
なぜか、スピ系どうにも見たくない、関わりたくない・・・・・・、
 そんなエンスト的な気がする周期が訪れます。


そんな時に私が逃げ込んで、
雨あられと打たれるがごとくに浸り、イオンビタミンとばかりに思いっきり吸収したくなるのが、
美術、音楽、詩といった芸術系の世界のことが多いのです。
(これらは、結局、私たち人間によって研鑽され、織り成され、奏でられる、心の花ということになりますかしら?ね。)

花に触れ親しむことは、大地の花にしても、人間によって織り成された心の花にしても、
私にとって、生きてゆくのに欠かせないほどの、
必須アミノ酸と言うか、グランディングビタミンというか・・・・・・・、

なんにしろ私自身の心を癒してくれたり、元気にしてくれたり、
いろいろに支えるための、暮らしの中の重要なパーツのひとつなのでした。(笑)


と言うわけで、休日の今日は家事もほったらかしで朝から音楽やら詩三昧なのでした。
単に何となく他のことはな~んにもやる気なし・・・というか。(^^;


今日浸りたくなった音楽は、
シベリウス。

というか、シベリウスを通して伝わる、北欧フィンランドの森林世界というべきかしら・・・・・・?




で、今かかっているCDはこちらのディスク2

ライヴ・イン・東京 1970ライヴ・イン・東京 1970
(2004/11/17)
セル(ジョージ)

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このCDはお気に入りのひとつで、2枚組みです。
1970年来日コンサート、
ジョージ・セルの指揮によるクリーヴランド管弦楽団演奏、ディスク1にモーツアルト交響曲第40が
ディスク2にシベリウス交響曲第2番が収録されているのですが、
どちらも大好きなのでした。(笑)

何というか、モーツアルトにしろ、シベリウスにしろ、陽の気が溢れています。
一丸となったエネルギッシュで流連とした演奏から放たれる溢れんばかりの陽の気は、
宙を駆け巡り天空までをも突き抜けてゆくかのようです。
名演です。


ということで、スカッとしたい時に手に取るCDは、ついついこれが多いのです。


この中のシベリウス交響曲第二番では
第5楽章で思わず涙が込み上げたことが、幾度となくありました。
ここで泣けるぞと構えるので、今では泣きませんけどね。(笑)

(こんなに共鳴するのは、私って古代フィンランド人と違う?と思えたりして・・・・・。単爆(^-^;)



音楽解釈は人それぞれでしょうが、
このCDから聞こえるシべリウスは(モーツアルトも)、
私の耳にはとてもストレートに飛び込む気がします。
そしてこのストレート感が、回りくどくなく、
このCDの大好きなところかしら?



シべリウスでは、このCDには収録がないのですが、
他のCDでの、交響詩「ルオンノタール」も大好きなのです。
歌詞も魅力的です。
フィンランド伝承の神話だそうです。



栞から歌詞(日本語訳)を抜粋ご紹介しますね。



☆---------------------------------------☆


~ ルオンノタール ~


天の娘 自由の娘
美しいルオンノタール、
気の向くままにさまよっている、
いつでも一人で
広大な荒涼たる空間を。

娘が波の下にもぐると
波は娘を波間に漂わせる。
700年の間、娘は海の母のごとくに
海中をさまよい、
北に南に泳ぎ、
果てから果てに泳いだ。

そこに大きな風の一吹きがやってきて、
海は激しく沸き上がった。

「おお、悲しいわが命!
きままこそ
ほしいのに。
おーい、ウッコ!
私が呼んだらきておくれ!」

そこに勇ましい鳥、鷗(かもめ)がやってきて、
果てから果て、
北から南へと自由に飛びまわった。
巣を作る場所を探すことはできなかった。
だめだ!だめだ!

「私は巣を風の中か波の間に
作らなければならないのか?
風はそれを吹き散らし、
波はそれを呑み込んでしまうだろう!」

そこで水の母は、その膝頭を波の間から
もちあげたので、
鴎は巣を作って
卵を抱くことができた。
娘は感激して
その翼を重ねたが、
巣は波の間に転がった。
卵はこなごなに壊れた。
そして卵からみごとなものが生まれた。
卵の先端からは
空が、
白身の先からは
輝く月が、
そして残りからは
空に輝く星々が現れた。

残りからは空に輝く星々が現れた。



☆----------------------------------------------☆


訳者注釈、
天: ここでは天地未分化の混沌とした大気の意味
ウッコ: 神の名(火を司る神)



訳:菅野浩和氏
CD 「シベリウス管弦楽曲集 第1集
ネーメ・ヤルヴィ指揮 エーテボリ交響楽団演奏」 CD添付しおりより抜粋






神話にはロマンがありますね。
日本にも神話がありますが、きっとどの国にも素敵な神話があって、
それぞれに土地柄や文化の特色があって、
今も、暮らしのどこかで息づいているのではないでしょうか?


その昔の一時期、ギリシャ神話が好きで、
神話もギリシャ悲劇なども、当時日本語訳で出ているものは手当たり次第ほぼ全部というほど、
夢中で読んだ時期がありましたが、(相当昔です)

ケルト神話に触れてからは、すっかり北欧(ケルト)神話にも魅了されてしまったのでした。

そしてシベリウス作曲の「ルオンノタール」にも・・・・・・。(*^_^*)



 

~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~





こうして、書いている内に夕方になりました。
西の空に、雨続きでご無沙汰していた夕焼けが見えます。


良いですね~、
紅く染まる夕空。


生きている今日の日の証にも思えます。
太陽の紅い残照・・・・・・・・見ている間にも沈んで行きます。
明日を迎えるために・・・・・ですね。




と、雑然とした今日のブログでした。
明日からまた忙しくなります。
皆さま、どうかごきげんよう。 (^^ゞ (^o^)/





















音楽やバレー、オペラ ~クラシック&ヒーリング~
2009/11/14

フルトヴェングラー指揮 ベートーヴェン交響曲第5番「運命」

心の琴線に触れる、
あるいは、魂が揺さぶられたりするものが何であるかは、
その時々によって変わりますね。
音楽の感じ方も同様ですね。



このCDは10年程前に購入してあったものでしたが、
購入当時には、それほど心に響くという感じはなく、しっかり聴きたいとは思えず、
(むしろ重苦しく感じて・・・・・
あまり好きにはなれないかなっと感じましたかしら?古い記憶です。)
結局、長い年数、聴かない部類のCDとして、お蔵入りになっていました。


今年春ごろ、増えすぎたCD&DVD類を整理していて、このCDを見つけ、
期待はしないで、ボリュームを抑えて、BGM感覚でかけてみました。

片づけをしながら、聞き流すつもりでいました。


が、いつの間にか、片付けどころではなく、
ボリュームを上げて、
真剣に、オーディオの前に座って聴き入っているのです。
終了すると、直ちにリピートして聴きなおし・・・・・。

身ぶるいさえ感じ・・・・・・・・・、
しまいには何とも言えない感動に満たされていたのでした。


いったい何が、そうまでも自分を惹き込ませるのか
何が、それほど心に響くのか、
その理由を知りたいという気持ちもあったかと思いますが、
結局この日、時間の許す範囲で、繰り返し繰り返し、聴きかえしていたのでした。

そしてその後、幾度、我が家にこの第5が力強く響いたことか・・・・。


時期を経て、今、聴きかえしますと、
もう少し距離を置いたフランクな感じ方(味わい方)で聴くことができます。
レビューにも賛否両論ありますように、
名演かどうかは、音楽のプロではない私には判りかねますが、
よくよく聴けば、?をひとつ掲げる要素も無いとは申しません。
ですが、
欠点のなんらない名演奏が、必ずしも、心を捉え、魂に響くとは限りません。


少なくとも、その日、なにかしらの意味で
私の心に深く触れ、
魂を大きく揺さぶったことは確かなのです。


ベートーベンの交響曲第5番「運命」は、FMなどでもしばしば耳にする反面、
真剣にまともに聴き入ったのは、
長い?やや長い?(笑)人生のなかで、もしかしたらそのときが初めてだったかもしれません。
出かけたクラシックコンサートでも「運命」はなかったと思います。


そういう第5「運命」音痴であった私を、いきなり
(胸ぐらをわしづかみするがごとくに)惹き込ませたフルトヴェングラー指揮は、
おそるべし・・・・・・・・と思いました。


録音は1947年で古いです。


ベートーヴェン : 交響曲第5番ハ短調<運命>ベートーヴェン : 交響曲第5番ハ短調<運命>
(1997/08/06)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

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録音が古いため、
音質は良いとは言えません。


下は、その音質が改善されているということで、
その後、購入して、聞き比べてみました。


ベートーヴェン:交響曲第5番ベートーヴェン:交響曲第5番
(2004/08/25)
フルトヴェングラー(ヴィルヘルム)

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私的には、音質は元のままで良いような気がしました。
何と申しますか、セピア色のものはセピア色のままで良いというか・・・・。



1947年
戦争により廃墟に近い状況であったであろうベルリンでのライブ
演奏者も指揮者も聴衆も皆、戦争を生き抜いた人々であるわけで、
凄惨な時代を超えてきたばかりの人々による、
まるで命の雄叫びのごとくの演奏・・・・。


内容については私のつたない言葉より、
CDに添付されている説明書の中の言葉を抜粋させていただきますと


~ コーダに向けてひた走るエネルギッシュな高潮、
裂帛の気合を込めて打ち下ろされるダイナミックな和音、
オーケストラも精魂こめたフルトヴェングラーの指揮と一体となって燃えに燃え、
全員が我を忘れてベートーヴェンの音楽に没入しきった、最も劇的なひとときの記録 ~
(説明文・小林利之氏)


と、これ以上にぴたりとくる説明はないでしょうと思えます。



なんにしろ、当時の人々の、時代の息づかいさえ感じさせる、
歴史的遺産としての名盤のひとつに挙げられるのではないでしょうか。


カップリングの「エグモント」もすごいですよ。
始まりの部分で、血が凍るというか・・・・・。

(血を凍らせてどうするんだ!な~んてご心配は無用です。
輝かしい勝利のシンフォニーに続きますので。(笑) )




このCDを10年近くお蔵入りさせていたのですから、
私の耳はずいぶんあてになりませんね。
あるいは、心にヒットするタイミングというものが必要だったのかもしれませんが。


いづれにしても、長きにわたりお蔵入りさせていた反省と
故フルトヴェングラー氏への詫びをこめて、
紹介させていただくことにしました。


一度聴くべ~し。







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